国会通信 No.807

 【カジノ経済を議題にしていたら】

2008/10/20 (マンデーレポート807回の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】「カジノ経済」を議題に取り上げていたなら。 【2】先週の定例記者会見から。(民主党hpから再掲) 【3】先々週と先週の主な活動。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】「カジノ経済」を議題に取り上げていたなら。 ●歴史にIF(もし)は許されないと、よく言われる。また、政治における「責任」は  心情責任ではなく、結果責任であるべきである。しかし、これらの格言を分かっていな  がら、無性に悔しい思いをすることが現実にはかなりある。最近の私の悔しさの  一つは洞爺湖サミットの議題設定である。 ●7月14日付の国会通信797号の【3】で洞爺湖サミットで葬られたテーマとして  「カジノ経済」があったことを書かせてもらった。  さらに国会通信796号では、サミットの議題は「市場原理主義にいかにタガを  はめるか」であるべきだと私は主張した。 ●もし、日本政府がアメリカ政府の反対をものともせず、サミットの重要なテーマの一  つとして「カジノ経済」をとりあげていたらどうだったろうか。さらにあの時点でサミ  ット参加国の首脳たちが、真剣に世界経済のカジノ化について議論を深めていたらどう  だったろうか。 ●その後のリーマンショックについての世界全体の対応も、いまのような  慌てふためいたものにはならなかったのではないか。そんな気がしている。 ●アメリカ政府が、サブプライムローンなどの不良債権買取のために7500億ドルの  提案をしても市場に不安はぜんぜん解消しない。さらに日欧に迫られて、ふしょうぶし  ょう2500億ドルを金融機関へ資本注入することを決断しても、市場の疑心暗鬼は  とても去らない。その後の国際会議を成田だワシントンだと、麻生総理とサルコジ大統  領の間で手柄争いをしているような滑稽な光景を見せられて、私自身は、まったく  うんざりしている。 ●サミットの議題設定のときに、なぜもっと頑強に「カジノ経済」のテーマ設定を主張  しなかったのか。まったく残念の限りである。もし、わが国がこれを真剣に粘り強く訴  え、アメリカが真摯にこれを受け止めて、テーマ化されていたら、おそらく洞爺湖サミ  ットは歴史に残る先見的かつ洞察力に満ちたサミットに間違いなくなっていたのではな  いだろうか。そして現在の世界の混乱も、その様相をずいぶん変えていたのではないだ  ろうか。 ●しかし、しょせんそれは、かなわぬ夢物語だったかもしれない。なぜなら、それが、  現在の日米両政府の共通の限界だからである。すなわち、双方ともに腰の据わらない政  権が存在することの限界といわざるを得ないからである。 ●国民からの審判で断罪されることを恐れ、小泉後の3人の総理は、解散・総選挙か  ら逃げまくってきた。そんな、腰の据わらない日本と、正当性を欠いた戦争を仕掛けて  最低の支持率を更新し、いまや民主党政権に交代することが半ば明らかとなっている「  死体(しにたい)」のブッシュ政権。こんなに日米の政権の状態だから、  議長国としての提案を強く主張する気力もなければ、自らの失敗をさらけ出す勇気もで  てこなかったであろう。 ●国民の支持を欠いた政権には、強いリーダーシップは発揮できない。そして、  小手先の対応で、お茶を濁すしかないのである。これではいけない。 ●問題が深刻であればあるほど、小手先の対応は病状を悪化させる。  麻生総理が、景気対策を理由に解散を先延ばしすればするほど、解決への  道のりは遠ざかり、危機はいっそう深刻化する。だからこそ、一刻も早く  国民の審判を受ける、解散総選挙に訴えるべきなのである。 【2】先週の定例記者会見から。 (民主党hpから再掲) ■ 2008/10/15(水) 政治空白解消のためにも解散・総選挙を求める 簗瀬進参院国対委員長が会見で 簗瀬進参院国会対策委員長は、15日午後の定例記者会見で、自民党の鈴木国会対策委 員長と補正予算の採決について合意したことを報告し、今後の国会の対応について語っ た。    石井一参院議員が同日の予算委員会の中で、問責決議案について言及したことについ ての見解を問われると、「基本方針は予算・外交関連の審議ののち、ただちに解散を求 めていくこと。その目的の達成度合に応じて、問責にも取り組むことになる」とし、「 厚労大臣も前国会と全く違った発言をしているなど、問責対象になる方や理由となる事 実は発足間もない麻生内閣においても枚挙にいとまがない」と述べた。  また、石井議員の政治と宗教についての質問については、昨年来の懸案事項であると し、予算委員会で求め続けているテーマでもあるので、今後も強く求めていくとした。 その上で、「最大の政治的空白を作っている原因は、審判を受けずに(総理の座に)居 座っていることだ。その解消のための解散・総選挙を求めるのが、民主党の現時点での 最優先事項である」と語った。  さらに、本日提示された日銀の副総裁人事については、これまでの選考基準が適用さ れるべきとした。「手順は今まで通りだが、具体的な日程は既に衆参与野党ともどもす り合わせをしているので、来週くらいに決まるのではないか」と述べた。 ■2008/10/17(金) 解散先送りが最大の政治的空白 会見で簗瀬参院国対委員長が指摘 簗瀬進参議院国会対策委員長は17日午後、国会内で定例の会見を行い、予算委員会の 所感と今後の取り組みについて語った。  はじめに簗瀬委員長は昨日16日の予算委員会の質疑を振り返り、「解散よりも景気 対策、という麻生さんの考えは完全に破たんした」と切り捨て、「総理の真意は冒頭解 散であったことが明らかとなり、ご自身もお認めになった。解散を先延ばしにする理由 として挙げていた『民主党に問いかけたら答えがなかった』は今や全く成り立たない」 との見解を示した。  景気対策について、与謝野経済財政政策担当大臣が「今国会中は無理」と明言したこ とに触れ、「その後、総理も不承不承お認めになったが、閣内でのすり合わせがきちん とできていないのではないか。その程度のものだとしっかり見させていただいた。まさ に解散延期の理屈でしかない」と断じた。    「金融混乱に対する問題解決は、民意を問うた上での政権が、しっかりと腰を据えて 取り組んでいかなければならない大変なテーマ。選挙管理内閣的な麻生内閣が取り組む ことは到底困難だ」として、解散先送りで自民党政権の延命を狙う麻生首相を批判した 。  さらに簗瀬委員長は、余談としながらも、「政党の支持率と解散の時期を絡ます議論 をする気はない。民意が3年前と昨年ではドラマティックに変わったからこそ、民主主 義の常道として早く解散を、と言っている。仮に民主党が政権を取ったとして、支持率 が低くても国民の審判を受ける時期だと思えば解散を選ぶ」と断言し、民意を反映して いない麻生内閣は正当性が認められないとして、改めて早期解散を求めた。  また、マルチ業界と議員との関係について問われ、「党としてのけじめはつけた。野 田消費者相も前田議員と同じような質問をしていたが、消費者担当として今後消費者か らの信頼を担うには心もとない」として麻生首相の任命責任にも言及し、「中山元大臣 の件と合わせ、人間鑑定力に疑問がある。麻生内閣の危うさを示した」と語った。 【3】先週の主な活動。 ■10月6日(月) 08:00 第806回マンデーレポート 10:00 民主党県連第24回連合栃木との定期協議 11:30 法律相談 12:30 事務所打合せ ■10月7日(火) 10:00 国対打合せ 12:00 会派常任役員会 ■10月8日(水) 07:30 県連緊急幹事会 ★ 栃木県知事選挙への民主候補の擁立断念を確認した。 11:30 民主・自民国対委員長会談 13:00 共同ウィークリー取材 15:00 定例記者会見 19:00 福田あきお総決起集会 ★今市市民会館が3階まで満席。福田昭男衆議院議員の動員力は 相変わらずすごい。「小選挙区での勝利を」と訴えた。 ■10月9日(木) 09:20 国対役員会 11:30 政権交代を実現する会 19:00 山岡けんじ総決起集会 ★小山市民会館。山岡さんの動員力もすさまじいものがある。 小山市民会館は立錐の余地なし。気合が入っている。 ■10月10日(金) 14:00 定例記者会見 18:30 富岡よしただ総決起集会 ★二回目の挑戦となる富岡君の挨拶には、地べたを這いつくばって 政治活動をしてきたものの迫力がにじみ出てきた。なんとしても 当選してもらいたい、そんな気持ちをこめて激励。 20:00 宇都宮市西小学校創立130周年記念祝賀会 ■10月11日(土) 10:00 宇都宮市内街宣活動 ★市長候補の今井さん、衆議院候補の石森さんと初のジョイント街宣。 二荒山神社前からスタートした。時間のある限り、二人とともに 街頭からアピールしていきたい。 14:00 栃木県食肉関連4団体大会記念式典 16:00 坂善労組烏山支部定期大会 19:00 石森ひさつぐ総決起集会 ★ 石森さんが、慶応大学のラグビー部時代の仲間や 当時の上田監督が駆けつけてくれた。石森さんが政治への出馬を 決断することとなった秘話が語られた。友人の医師の過労死、 それが決断の理由だった。涙ながらに語る彼の言葉に、会場は 大きな感動で包まれた。最後の締めで、飛び入りのガンバロー コールをやった。力が入った。 ■10月12日(日) 08:00 第50回西原地区体育祭 08:30 第37回緑ヶ丘地区体育祭 ■10月14日(火) 09:20 国対役員会 12:00 会派常任役員会 15:00 予算委員会 応援傍聴 ★直嶋政調会長が、文芸春秋の手記をたてに 徹底して総理を攻め立てた。 19:30 故田仲正美様お通夜 ★田仲さんは、知名度の低かった新人のころから 上三川の後援会長を引き受けてくれたいわば「恩人」。 心からご冥福をお祈りした。 ■10月15日(水) 08:40 国対役員会 09:00 予算委員会応援傍聴 ★福山、羽田、石井の三氏が、するどく総理を追及。 総理がだんだん余裕を失っていく様が見えた。 とくに石井一大先輩の追及はさすがの貫禄と迫力だった。 15:00 国対委員長会談。 ★予算委員会の明日の採決を合意した。 15:30 定例記者会見 ■10月16日(木) 08:40 国対役員会 10:00 国家基本政策委員会 16:30 議員総会 17:00 本会議 ■10月17日(金) 10:00 国対打合せ 14:00 定例会見 15:00 日経新聞「私の1冊」取材 ★マックス・ヴェーバーの「職業としての政治」について 語った。 16:00 事務所打合せ 18:00 今井やすお後援会総連合会結成大会 ■10月18日(土) 10:00 宇都宮市内街宣活動 18:00 ボニージャックス結成50周年記念コンサート ■10月19日(日) 10:00 陸上自衛隊宇都宮駐屯地創立58周年記念行事 11:30 宇都宮市内遊説 14:00 UIゼンセン同盟栃木県本部定期大会 15:30 宇都宮西部地区学童野球閉会式 ★第48回大会。森田会長が大谷のシニアチームの監督として采配を 振るうために欠席。会長に代わって表彰状を読み上げ、最高殊勲選手賞などを 授与した。小学生の笑顔は本当に可愛らしい。子供のさわやかな笑顔は 何物にも変えがたい 16:30 宇都宮市内遊説