国会通信 号外2

 【両院協議会での議論】

2009/2/2 


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】両院協議会での議論。 【2】先週の定例記者会見から。 (民主党hpから再掲。加筆訂正あり。) 【3】本日までの主な活動。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2月2日(月)も、参議院本会議が午前10時から開催されます。そのため、 参議院国対の打ち合わせも午前9時10分からとなり、恒例のマンデーレポートは 実施できないこととなりました。3週続けての中止、残念ですがやむを得ません。 ご理解ください。代わりに、国会通信号外(2月1日号)をお送りします。 【1】両院協議会での議論。 ●先週は、参議院本会議ではじめて野党修正案が可決され、憲法の規定に  したがって、両院協議会を実施しました。二日間にまたがっての論議でも  成案を得るまでにはいたりませんでした。結果として憲法の規定により、  予算は衆議院の決定の通りとなりました。 ●ただ、ねじれ国会においては、両院協議会の機能をさらに高める必要が  あるとの点では、衆参ともに一致したように感じます。 ●議論の中で、私も発言しましたが、その要点は以下の通りです。 1 二院政を前提に政権交代を考えれば、「ネジレ」はかならずつき物になる。   ネジレを、必要不可欠の事態としてとらえ、ネジレの際の国会意思の最終決定   システムを、この際しっかりと考えるべきである。 2 衆議院にしても参議院にしても、政党を前提にした決定の場である。そして、   その手続き原理は「対立」である。一方、議決決定を、それぞれ終えた後に行われる   のが両院協議会であるから、その手続き原理はむしろ「対立」ではなく、「調整」ある   いは「調和」であるべきだ。  3 両院協議会は、その意味では、院議決定に至る手続きを超越した、新たな調整の場   としての、様々な手続きの工夫をすべきである。 4 国会法96条では、両院協議会は総理大臣や各大臣などの出席を求めることが   できるとしている。この規定をもっと積極活用すべきではないか。 5 また、院議決定の手続きが両院とも完了してから両院協議会が開催されるのである   から、むしろ両院協議会での発言は、政党の党議拘束から離れてかまわないし、また離   れたことによる批判は控えるべきではないか。 6 さらに、政党の枠を超えた結論を容認するなら、たとえば党首会談を両院協議会の   名の下に要請することがあっても良いのではないか。 7 いずれにしても、ネジレの結果、国会は何も決められないなどの批判は、与野党、   あるいは衆参をこえて、国会として重く受け止めるべきである。そして、その際の   調整の手続きについて、今後もひきつづき検討を進めるべきである。 ●両院協議会についての多くのマスコミ論調は、「新たな牛歩戦術」で代表されるよ  うに、ほとんど批判的でした。しかし、中では、耳を傾けさせられる建設的な議論が  行われていたことを強調したいと思います。   【2】先週の定例記者会見から。 (民主党hpから再掲。加筆訂正は私。) ■2009/01/28 「第2次補正予算関連法案の審議入りを妨げているのは与党」 簗瀬進参院国会対策委員長は、28日午後の定例記者会見で、参院での第2次補正予算 関連法案の審議入りを与党が求めていることに関して、「衆院で予算委員会が開かれれ ば、主務大臣である中川財務相が参院での財政金融委員会に出られないことになり、審 議入りの余地はなくなる」として、審議入りを妨げているのはむしろ 与党のほうであると批判した。  また、両院協議会について、審議の引き伸ばしを図ったのではなく、二院政の中で政 権交代を起こそうとすれば、かならず衆参のネジレ現象が起こってくると指摘。 むしろ常態化するネジレを前提にした両院協議会の活用こそ重要であると指摘した。  そのうえで、「衆参の議会が政党政治を反映した『対決』の原理の場であるなら、 両院協議会は『調整』、『調和』の原理をもつべきだ」として、今回26日から27日 にわたって開かれた両院協議会では、新しい両院協議会を生み出すための活発な議論が 行われたものであり、「前進だ」と総括した。  活発な議論が行われ、前進したことを衆参の両院協議会メンバーは理解したので、終 了時には、衆参双方から期せずして拍手が起きたことを、両院協議会のメンバーの一員 として報告するとも簗瀬委員長は語り、有意義な議論の場であったとの協議会の意味を マスコミも理解して報道してほしいと要望した。 ■2009/01/30 「自民党は自己分裂状況」 簗瀬進参院国会対策委員長は30日午後、国会内で定例会見を行い、同日午前に開かれ た参院本会議での代表質問の所感を語った。  簗瀬国対委員長ははじめに、同日、平成20年度第2次補正関連法案の対案として「 平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例及び同 年度における生活・経済緊急対策の実施についての制限に関する法律案」を提出したと 報告。いい加減な財源運営を行おうとする与党の体質が露呈しているとして、定額給付 金の財源とされる埋蔵金が無尽蔵にあるわけではないとの認識のもと、縛りをかける必 要があり、このタイミングでの提出に至ったと述べた。  そのうえで、財政金融、予算の両委員会とも主務大臣が財務大臣であるため、参院で 財務委員会を開く際は、衆院予算委員会の審議日程と協議していく必要があると説明。 法案の取扱いに関しては、全党的立場で検討したうえで進めていく考えを示した。  次に、同日の本会議での輿石東参院議員会長(代表代行)の代表質問の際、質問の中 身も聞かずに大音量で質問が聞こえないほどの野次を飛ばしていた与党議員の態度を批 判。「野党らしい姿になった」と皮肉り、「野次を飛ばすなら質問の中身を理解したう えで飛ばしてほしい」と苦言を呈した。  これに関連して簗瀬国対委員長は、自民党の尾辻議員の代表質問にも言及、小泉改革 以来の自民党政治を真っ向から否定する内容だったとの所感を示した。自民党の参院議 員会長という立場にある尾辻議員がこうした質問を行ったこと、また、その質問に与党 席から大きな拍手が起こったことについて、「自民党は責任政党でありながら自己分裂 状況にあることが明瞭に見えてきた」と指摘。新自由主義、市場原理主義を自民党に強 いてきた経済・財政諮問会議を廃止すべきとの考えを示すなど、覚悟を決めて代表質問 に臨んだ尾辻議員の発言を「果敢で心情に訴えられるものを感じた」と評価したうえで 、これに対し、あくまでも官僚的なはぐらかしの答弁を繰り返した麻生首相の姿を「極 めて奇異に感じた」と語った。  さらに、「総理、野に下ることは恥ずかしいことではありません。毅然としてお進み ください」と下野の勧めともいえる発言を尾辻議員がしたことについて「大きな意味を もつ」と指摘、民意が変わっているにもかかわらず、民意を問おうとしない麻生首相の 姿勢に対し、「与党内のフラストレーションを示す内容だった」と語った。 そして、輿石会長が代表質問で求めたように、「解散・総選挙こそが最大の景気対策で あり、一刻も早い解散・総選挙を行ってほしい」と結んだ。 【3】 先週の主な活動。 ■1月26日(月) 08:40 国対役員会 09:00 予算委員会応援傍聴 11:00 党3役、衆参国対打合せ 12:30 議員総会 13:00 本会議 ★ 一般会計、特別会計の修正案可決。   政府関係予算案については否決。 15:20 本会議 ★両院協議会のメンバーを選任。  予算案の賛成気合歯の構成が異なったために、両院協議会の構成も  二通り(「民主主9・社民1」と「民主8・共産1・社民1」)となった。  まずは、本会議で私を含めて10名の協議員を選出。  その後、議長サロンで簡単な打ち合わせ。そして国会3階の中央にある  「常任委員長」室に移動した。 16:00 両院協議会正副議長4名による打ち合わせ。(衆2参2) ★両院協議会の中核である「懇談」の議事録を取るか取らぬかで紛糾。  参議院側は、最低でも速記録の採取と公開を主張。  衆議院側は、これを拒否。午後5時 午後7時と休憩。  合意案(=速記録を取る。公開については事後正副4名で協議。)がまとまって、  正式に審議スタートしたのが午後8時半となった。 20:30 両院協議会 ★審議まとまらず、北沢議長が、翌日の午後1時に再開を宣告し、この日は終わる。 ■1月27日(火) 10:00 党役員会 11:00 党常任幹事会 11:30 国対役員会 11:45 常任役員会 12:00 両院協党内打合せ 13:00 両院協議会 ★「成案を得られず」確定。 14:50 両院協議会 ★第2の両院協議会も「成案を得られず」で確定。 ■1月28日(水) 09:10 国対役員会 09:30 議員総会 10:00 本会議1R ★両院協議会の報告。 12:00 国対理事合同会議 14:00 定例記者会見 15:00 本会議2R ★政府4演説を聴取。 18:30 東京翔進会新年会 ■1月29日(木) 12:00 国対・委員長・会長・NC大臣会議 13:00 国対役員会 ■1月30日(金) 09:10 国対役員会 09:30 議員総会 10:00 本会議 ★所信演説についての質疑。輿石会長40分。  自民党尾辻会長30分。 14:00 定例記者会見 ■1月31日(土) 19:00 照明協会地域交流新年会・理事長誕生パーティー ■2月1日(日) 11:00 日本民謡協会受賞祝賀会 12:00 掬粋会定時総会 15:30 宇都宮精肉商組合通常総会・新年会