国会通信 No.830

 【総選挙の歴史的意義】

2009/7/22 (マンデーレポート830回の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】総選挙の歴史的な意義は。 【2】問責決議の本会議前に、街頭から訴え。 【3】先週の定例記者会見から。 【4】先週の参議院本会議の議了案件。 【5】先週の主な活動 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】総選挙の歴史的な意義は。 ●21日午後1時、衆議院が解散されました。告示は8月18日、投票日は  8月30日になります。 ●あまりにも遅すぎた解散でした。本来であれば、解散は2年前の参議院選挙  直後に行われるべきでした。なぜなら、参議院選挙で、郵政解散総選挙で示された民意  が、根本から変わりました。それが衆参のねじれの意味でした。  だからこそ、衆議院においても民意がどこにあるか直ちに確認すべきだったのです。 ●民主主義における選挙の意義とは、主権者の意思の確認です。党利党略を  最優先させ、国民不在で総理の顔を三度も変えて、政権の座にあり続けようとした自民  党は、今度の選挙で、国民無視の大きなしっぺ返しを受けることに  なるでしょう。 ●民主党鳩山代表は、21日午前の両院議員総会で、今回の衆議院総選挙の意味を次のよ  うに語りました。   「今回の解散・総選挙は自民党政権を終焉させるという小さな選挙ではない。明治以来   の官僚主導、国民が参加しない利権型の政治から、国民総参加の政治への革命的な改革   の総選挙である。その歴史的使命を確認しようではないか。」 ●私も全く同感です。今回の総選挙の意義は、単なる政権交代を  せまるだけではなく、日本の政治史上において、重要な意義を持つことに  なるのはあきらかです。 ●16年前の93年夏、私は自民党を離党し、新党さきがけ公認として総選挙に  臨みました。選挙後、さきがけ、日本新党、新生党が中心になって細川政権が  樹立され、自民党はいったん政権の座から転落しました。しかし、このときの  政権交代は、あくまで結果でした。選挙前に、政権交代を明示してはいませんでした。  もし今度の選挙で、民主党が勝利し、その結果として、現実に政権交代が起こったとす  るなら、政党が政権交代を明示しながら選挙に臨んだ結果と  して、歴史上初めてのことになるのです。 ●私は、このことに最大の意味を認めています。なぜなら、主権者としての  国民の意思表示によって、はじめて政権が成立することになるからです。  主権者が、自らの主権を初めて実感することになるからです。 ●政権交代こそ、国民主権の最大のドラマです。この瞬間を国民の皆様と  共有するために全力を尽くすことを誓いたいと思います。 【2】問責の日の街頭演説。 ●7月14日午後12時、東京・有楽町マリオン前で民主党は緊急の街頭演説会を開催し  ました。この日午後1時から衆議院で麻生内閣不信任決議の採決、  そしてその後参議院で問責決議案の採決をする日程。その合間をねらった  緊急の街頭演説でした。 ●緊急街宣は、小沢鋭仁国民運動委員長の呼びかけで急きょ実行されましたが、  衆参の国対委員長が弁士という初めての取り組みでした。まず小沢さんから  東京都議会議員選挙におけるご支援への感謝、そして、「この夏を、歴史的を変える夏  にしなければならない。鳩山代表を先頭に「国民の生活が第一。」の政治を実現するこ  とが民主党の思いだとして、「2年前の参院選挙の『逆転の夏』に続き、『決着の夏』  を戦い抜いていく。全国各地で戦いの狼煙を上げていく」と宣言。  その後、衆院への内閣不信任決議案提出の責任者である山岡賢次国会対策委員長が、  「皆さんの力で『政権交代の夏』にさせていただきたい」と訴え、  その後に私がマイクを握りました。   続いて、参院への問責決議案提出の責任として簗瀬進参院国会対策委員会委員長は、  このたびの都議選での民主党の大躍進や名古屋市長選をはじめとする首長選挙における  党推薦候補の勝利は「政治を変えなければならない」という国民の思いの勝利だと指摘  。これまでの官僚や与党のための政治から国民のための政治へ変える、主権者としての  復権であるとその意義を強調した。   また、2年前の参院選挙で訴えた政策について、参院では法案として可決するものの  与党が3分の2を占める衆院では通らない現状を説明。「コンクリートより人の命を守  れる政治を実現させるため全力で頑張る」と訴えました。 【3】先週の定例記者会見から(民主党公式サイトからの転載。 加筆訂正あり) ■2009/07/15 政権交代は国民主権の確認作業 簗瀬参院国対委員長が会見で 簗瀬進参院国会対策委員長は15日午後、国会内で定例記者会見し、同日行われた国対 委員長会談について記者団に語った。  はじめに簗瀬国対委員長は、自民党の国対委員長からの要請で開かれた国対委員長会 談の席で、2点の申し入れを受けたことを報告した。 (船舶検査法案の審議入りについて)  1点目の船舶検査法案の審議入りについては、「つつしんでお断りした」と述べ、そ の理由として、法案には民主党が先に外務委員会で指摘していた話も含まれているが、 民主党のせいで法案がダメになったと強調したいがために、自民党が選挙間際にばたば たと提出した法案であると指摘し、政治的意図の強い法案に対応する必要はないとした 。 (解散後の突発的な事態への対応)  2点目は閉会中審査の手続きであったが、問責決議が可決しており、参議院としては 審議継続をしていける状況ではないため、閉会中審査の手続きを取ることはないとした 。ただし、「突発的な事態が起こった時には、先例に則って、民主党の責任政党として の対応を誠意をもってさせていただく」と会談の中で明言したことを報告した。 (自民党の混乱について)  また、昨日来の自民党の混乱ぶりを見て、「衆議院では内閣不信任案に反対しながら 、本会議場を出ると麻生降ろしに走るという、衆議院を解散する前に、自民党が解体す るような自民党議員の行動」だと非難し、「衆議院の解散の前に、自民党は政党として 解散しているかのようだ」と指摘した。 (格差拡大の流れを止める)  衆院総選挙の投票日が決まったことで、本格的な選挙戦がスタートすることについて、 簗瀬委員長は「自民党は、長期政権の中で張り巡らせたネットワークをフルに使って反 転攻勢をかけてくるだろう」と述べ、「政権交代は目的ではなくスタート。政権を変え ることによって、自民党が日本に定着させた格差拡大の流れを根本から変える。政権交 代を国民一人ひとりの一票で決めることによって、国民が主権者であるという実感を初 めて持てる選挙となる」との認識を示し、全力を挙げて取り組んでいくとの決意を強調 した。 【4】先週の上がり法案 ■7月13日(月)本会議議了案件 件名 臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案 骨子 「死亡した者が、生存中に臓器の提供を拒否していない場合、家族の    同意で臓器の提供をすることができるようにするとともに、親族に対    する優先提供について定める。」 賛否 賛成多数(138:82)    (私自身は、反対票を投じました。) ■7月14日(火)本会議議了案件 件名 内閣総理大臣麻生太郎君問責決議案 賛否 賛成多数 132:106 【5】 先週の主な活動 ■7月13日(月) 08:00 第829回マンデーレポート 10:00 弔問 12:00 国対役員会 12:30 議員総会 13:00 本会議(上記【4】参照) 14:00 党役員会 15:15 党常任幹事会 15:30 会派常任役員会 ■7月14日(火) 09:20 国対役員会 10:00 党役員会 12:00 会派常任役員会 12:00 民主党有楽町マリオン前街頭演説会 15:00 議員総会 15:30 本会議(上記【4】参照) ■7月15日(水) 09:00 宇都宮市立富屋小学校国会見学 10:00 NTT労組全国大会 12:00 国対・理事合同会議 14:00 定例記者会見 ■7月16日(木) 08:00 JP労組政策議員フォーラム 10:00 国対役員会 ■7月17日(金) 11:00 故仲山豊子様告別式 13:00 JP労組栃木 第2回定期総会 ■7月18日(土) 13:00 江野町壮青会「天王祭」 15:30 龍三會上三川町夏祭り 神輿渡御 17:30 JR東労組宇都宮支部 定期大会・懇親会 ■7月19日(日) 19:00 福田あきお総決起大会