国会通信 No.847

 【中村ひろ子さんのうったえ】

2010/1/12 (マンデーレポート847回の要旨)


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】第10回新春全県遊説無事終了 【2】ピアニスト中村ひろ子さんのうったえ。 【3】先週の主な活動 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【1】第10回新春全県遊説無事終了 ●1月2日から7日までの6日間たっぷりかけて県内全市町村での街頭 演説が完了しました。この間のご協力ご支援に心から感謝申し上げます。 ●とにかく栃木の冬は寒いのです。さらに県連の遊説車の上に立って、 30分弱の演説を行うので、寒さはさらにこたえます。寒風を受けながらの 演説は、あっという間に声をかれさせます。そして移動中も、遊説車の窓を 開け放って手振りと連呼を続けますので、かなりしんどい活動です。 ●幸運なことに今年は晴天が続き、顔は真っ黒に日焼けしましたが、 さほどの辛さはありませんでした。ただし、福島新潟との県境に近い旧栗山村と 山間の旧塩原町は別格で、アイスバーンの恐怖と氷のような川風は、例年同様でした。 ●うれしいことは、寒い中でも応援にきてくれる人がだんだん増えてきていること。 50名を超える方々が応援してくれた市貝町を初めとして、回を重ねるごとに聴衆の 数が増えているのは、本当に励みになります。さらに、新年行事が重なる中で、 駆け付けてくれる議員の皆さんの数も、じわじわ増えているのも、とてもうれしい ことです。 ●正直に申し上げますが、聴衆が一人いるのといないとでは、演説にこめる力の 入り方が違ってきます。寒空の中で、立ち尽くし、窓を開けてくれる人が一人でも いれば、がぜん気合が入ってきます。そんなときこそ、予定時間オーバーの遅延理由 を作りがちになります。 ●とにかく10年めとなる全県遊説も、なんとか無事に完了しました。この間のご支援 ご協力に心から感謝申し上げます。 【2】ピアニスト中村ひろ子さんのうったえ。 ●今回の全県遊説で必ず訴えたのは、「官僚依存型の政治や経済」からの脱却という ことでした。そして演説の題材として取り上げたのは、昨年暮れに文科副大臣の 中川正春氏に芸術文化予算のことで要請した際の、ピアニスト中村ひろ子先生の 言葉でした。 ●昨年のいわゆる事業仕分けで文化芸術予算に対して厳しい判定がくだされました。 そのことに危機感を感じた芸術家のみなさんの発言や要請活動が活発に行われましたが 、12月22日、音楽文化推進議員連盟(音議連)の事務局長として、体協議会(芸団協) の代表の皆さんを文部科学省にご案内しました。 ●まず、芸術文化関係の予算については、簡単に数値化できないこと、しかし、 文化活動の社会的価値はきわめて重要であり、数字に表せないから無価値であるなどと 決め付けてはならないこと等を、音議連の会長の中野寛成衆議院議員や嶋崎譲元参議院 議員が訴えました。そして芸団協を代表して中村先生の話が始りました。 ●庄司薫さんの書いた「赤頭巾ちゃん気をつけて」を高校時代に愛読し、窓辺から流れ てくるショパンを奏でる天才少女に強い憧れの感情を植え付けられていた私にとって、 この日彼女の語った言葉は、すこし衝撃的でした。 ●彼女は、「搾取」という言葉を使って文化予算の本来的なあり方をうったえたのです 。 資本論をかじるのが大学生の基本資格、かつてそんな雰囲気がこの国にもありました。 昭和44年の東大入試中止に見舞われた私なぞは、そんな雰囲気を知っている最後の世代 なのではないかと思います。過去の言葉になりつつある「搾取」という言葉。中村さん は、あえてこの言葉を使って、かつてのご自身の経験を、中川副大臣に訴えました。 ●すでに後進を育てる立場であり、世界の著名な音楽祭の審査員も勤める中村先生、 彼女がお弟子さんから涙ながらに訴えられたこと、それはこの国の芸術家の卵たちの 発表の場所が少なすぎるという現実でした。このことを、かつての自民党政権の文部大 臣に、中村先生はうったえました。なんとか、国がバックアップをして、芸術家の卵た ちの発表の場所を作っていただけないかと。彼女の懸命な陳情は、数年後にようやく 実を結び、8億円の予算がついたそうです。 ●しかし、実はその8億円の予算は、天下り団体が主管する大きな国家的なイベントを 行うことで、あっと言う間に消えてなくなってしまったそうです。結果的には、芸術家 の卵に使われることは無く、発表の場が広まったわけでもありませんでした。 ●中村先生は、こんな経験を「搾取」と例えられたようです。そして、民主党政権には 、 こんなことを繰り返してほしくないと訴えたのです。 ●この話は、まさに私の言う官僚依存型の政治・経済の本質を突いていると思いました 。 多くの国家予算が作られます。しかし、政策目的の対象であるべき「国民の生活」に 直接的な効果が及ぶのは、その予算の何割なのでしょうか。たとえば、特定の業界の 安全基準を作る。その安全基準の策定や執行を、特殊法人や独立行政法人に任せる、 その検定試験をまた別の法人に任せ、ガイダンス本の印刷出版は、その団体の職員が 出向している民間会社に行わせる、等々、幾重にも積み重なった天下り団体、官製民間 会社が関与する。多くの国家予算が、官僚関連の団体や会社に食い物になっている。 まさに「官僚搾取型経済」というべきものがこの国のいたるところにあるのです。 ●中村先生が、もしかしたら何気なくお使いになったかもしれない「搾取」という 言葉に、この国の官僚依存型政治・経済の本質と、民主党が戦うべき対象がしっかりと 現れていると感じました。 ●この日の要請行動をうけて、中川副大臣が最後に示唆した、「これからは、 寄付金控除の拡大の政策的な意義付けを、省としても、しっかり議論したい」との言葉 は、とても示唆的でした。実は、私として、文化庁の幹部の皆さんに、「補助金の拡大 で文化行政を図ろうとする手法は、弊害もあるし、間違いなく近いうちに限界がくる。 これからは、寄付金の控除枠を積極的に拡大することで、文化団体をバックアップする 方向性を追求すべきだ。」と指摘したことがありました。同じような趣旨の話を副大臣 が唐突に持ち出したのは、私の提案がそれなりに受け止められているのかもしれません 。 私は、このことこそ、官僚依存型経済を打ち破る決め手だと信じています。 このことについては、後日さらに細かく論じたいと思います。 ●長文のお付き合い、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。 【3】09年12月21日以降の主な活動 ■12月21日(月) 08:00 第846回マンデーレポート 09:30 党県連と連合栃木との定期協議 13:00 連合栃木と打合せ 14:00 富谷地区 やなせ進石森ひさつぐ支援者交流会 15:00 党県連「第2回県連政策推進会議」 16:10 故根本崇様弔問 16:30 故舘野イセ様弔問 18:30 おおぶ真一労組選対発足式 ■12月22日(火) 11:10 防衛省運用企画局からヒアリング 11:30 JP労組打ち合わせとの 12:00 下野新聞取材 13:15 文科省副大臣に要請(上記【1】参照) 18:00 夢ネット21「クリスマス・忘年会」(真岡市内) 18:30 自治労宇河ブロック共闘会議定期総会 ■12月23日(水) 10:15 第16回栃木県武術太極拳選手権大会 17:40 宇都宮中央LCクリスマス例会 18:30 松井正一後援会定期総会 ■12月26日(土) 18:30 支援企業の忘年会 19:30 福田昭夫後援会宇都宮支部の忘年会 ■12月27日(日) 10:00 藤井弘一後援会「議会報告会・定期総会」 12:00 村田仁様主催「餅つき&バーベキュー」 15:30 故塙カツ様弔問 18:30 笠間陽一・石田晃一さんバンドライブ応援。 ■12月29日(火) 12:30 故大川悟一様告別式 ■1月1日(金) 05:30 実践倫理宏正会宇都宮西支部元朝式 06:30 立正佼正会宇都宮協会 元旦参り 11:30 新年祝賀の儀 ■1月2日(土) 8:30 全県遊説出発式。津川自治会長さんの陣太鼓で出発。 9:30 民主党県連 青年委員会の皆さんと二荒山神社前で新春ご挨拶。 10:00〜新春全県遊説1日目 以下の8市町で実施。 (宇都宮市・鹿沼市・鹿沼市(旧粟野町)・日光市(旧今市市)・  日光市(旧日光市)・日光市(旧足尾町)・日光市(旧栗山村)・ 日光市(旧藤原町)) ■1月3日(日) 10:00〜新春全県遊説2日目 以下の10市町で実施。 (野木町・藤岡町・佐野市・足利市・佐野市(旧田沼町)・ 佐野市(旧葛生町)・都賀町・西方町・壬生町・ 下野市(旧石橋町)) ■1月4日(月) 10:00 栃木県弁護士会初顔合せ 11:00 宇都宮市新年賀詞交歓会 12:00 民主市民連合(党市議団)新年会 13:00 民主党栃木県連新年マスコミ挨拶まわり 14:00 支援企業の新年会 16:00 小山市新年賀詞交歓会 15:3〜新春全県遊説3日目 以下の3市町で実施。 (小山市・大平町・ 岩舟町) ■ 1月5日(火) 11:00 栃木市新春賀詞交歓会 18:00 連合栃木「2010新春の集い」 09:30〜新春全県遊説4日目 以下の10市町で実施。 (上三川町・ 栃木市・下野市(旧小金井町)・下野市(旧南河内町)・ 二宮町・ 真岡市・益子町・茂木町・市貝町・芳賀町) ■1月6日(水) 10:00〜 新春全県遊説5日目 以下の10市町で実施。 (大田原市(旧湯津上村)・大田原市(旧黒羽町)・那須町・那須塩原市(旧黒磯市)・ 那須塩原市(旧塩原町)・那須塩原市(旧西那須野町)・大田原市・矢板市・ 塩谷町・宇都宮市(旧上河内町)) 18:00 宇都宮中央ライオンズクラブ新年例会・ 18:30 宇都宮市消防団第4分団新年会 19:00 十一屋カラオケ教室水曜会新年会 ■1月7日(木) 09:00 立正佼成会宇都宮教会「御親教」 11:20〜 新春全県遊説6日目 以下の8市町で実施。 (宇都宮市(旧河内町)・高根沢町・さくら市(旧氏家町)・ さくら市(旧喜連川町)・那珂川町(旧小川町)・ 那珂川町(旧馬頭町)・那須烏山市(旧烏山町)・ 那須烏山市(旧南那須町)) 17:30 栃木県電力総連新春賀詞交歓会 18:30 (社)宇都宮青年会議所・宇都宮青年会議所シニアクラブ新春懇談会 ■1月8日(金) 13:00 全建総連栃木執行委員会 16:00 情報労連栃木県協議会講演会「国政報告会」 18:00 情報労連栃木県協議会新春の集い 19:00 金星会新年会 20:00 全農林関東地本とちぎ分会旗開き ■1月9日(土) 11:30 コンセーレ新春賀詞交歓会 12:00 在韓国民団栃木県地方本部新年会・成人式 14:00 東響ニューイヤーコンサート ■1月10日(日) 12:00 テレビ朝日「サンデースクランブル」生出演。